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風が織りなす真のアロマ体験「FUMA」
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- この満月のような球体から、あなたはどんなものを想像しますか?
この球体はあなたに「癒し」と「くつろぎ」の空間を提供する、香りを風で導く最高級のアロマディフューザーです。
古来親しまれていた香炉をイメージし、「香り」「素材」「技術」にこだわった者たちの知識とノウハウをこの一つの球体に閉じ込めました。
素材は有田焼と南部鉄器の2種類。香りは調香師が手がけたオリジナルアロマ。日本の伝統工芸とテクノロジーを組み合わせたこのアロマディフューザーは、風の力を使ったアロマの真の香りを長時間楽しんでいただくことができます。 -
FUMAの楽しみ方
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- FUMA は、アロマストーンから出る香りを風が集めて運びます。
アロマストーンにオイルを一滴垂らせば一日中香りが持続します。ストーンをたくさんおけば香りは強くなり、違う香りの石を混ぜて置けば香りも簡単に変えることができます。
今回、FUMA のために、本物の香りを知る調香師が、お香の香りがするフレグランス(キャラジャスミン)を特別に作り上げました。調和のとれた香りは、精神的に緊張感をある程度出しながらリラックスさせてくれます。
もちろん市販のアロマもお使い頂けますので、ご自身の好きなアロマをご使用頂けます! -
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香りのこだわり
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付属のアロマ
- 香木として最高峰の伽羅と芳香の王と呼ばれるジャスミンをイメージして、本物の香りを知る調香師が、お香の香りがするフレグランス(キャラジャスミン)を特別に作り上げました。
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- 伽羅は神聖な香り、宗教的にも仏教では最高の神聖な香りとされています。香道では最高級のグレードである伽羅の香りを、長年の経験と技術により調香し再現しました。気持ちが落ち着く、リラックスできる効果があり、快眠をもたらします。
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- ジャスミンは、覚醒作用があるとされています。
脳波を測定するときに、ジャスミンの香りを流すと反応がよくなる効果が実証されています。更に、緊張感や集中力を高め、反応が早くなる効果もあり、目覚めがよくなるとされています。
今回の香りは伽羅のイメージを強く感じるように配合しました。また、香りを丸くするために、伽羅とジャスミンの要素以外にも様々な香料を配合しています。調和のとれた香りは、精神的に緊張感をある程度出しながらリラックスさせてくれます。
体はリラックスしながらも、集中できるので瞑想には最適な香りです。 -
調香師からのメッセージ
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- 山本香料株式会社 代表取締役社長 山本芳邦
香りは風が運んでくれるものです。自然の風が運んでくる香りを感じ、人はその場所を感じます。風は香りの使者です。
風が香りを運ぶのが本来の姿。FUMAのもたらす自然な香りを、香道の歴史に思いを馳せつつ堪能いただきたいです。 -
素材のこだわり
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有田焼
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- 有田焼は天草陶石という天然の鉱物を用いて、400年続く産地の技術で食器を中心とした様々な製品を生み出しております。
今回の製品はテクノロジー技術と有田焼を組み合わせた製品で高難度な寸法精度が求められるものでした。特に有田焼では最後の焼成の前後で1割も大きさが縮むため、寸法精度を求めるのは困難です。 - しかしこのアロマディフューザーが完成すれば有田焼の新しい可能性・価値観が見いだせると思い、焼成の条件だしなど研究を重ねてこのFUMAを作り上げました。
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製造パートナー:株式会社KIHARA
有田焼・波佐見焼の産地商社として、この400年の伝統技術と先人たちの想いを胸に、現代の生活に合わせた商品開発を行い、末永く愛される器をお届けしている会社 -
山桜の木を使った土台
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- 土台には山桜の木が使用されており、なめらかで光沢のある木肌の美しい山桜を職人の技術で精緻に仕上げました。時間とともに山桜は色合いが濃く移り変わります。変化の仕方は千差万別です。時の流れすらもお楽しみいただけます。
桧や杉と違い広葉樹である桜は、加工後の荒れが少なく仕上がりも綺麗な材料となります。また、色が赤身を帯びた独特の色をしているため、製品として加工した時に美しい色になります。
ぜひ、山桜の色合いをお楽しみください。 -
- 製造パートナー:DAIWA産業
1970年(昭和45年)、地場産業である配置薬の木製薬箱を製造する会社として設立。
伝統的な技術を使う桶製品や木箱から、新しい技術や研究によって開発された製品、
高付加価値・デザイン性の高い製品まで、新しい木製品の在り方を追求している会社。 -
技術のこだわり
- これら日本古来の伝統工芸技術にこだわった素材を現代のテクノロジーと組み合わせたのが、このFUMA。
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工芸品を美しく魅せるため、羽根を隠蔽しつつ風を生み出すコアンダ送風技術を開発しました。球体から生み出す風は扇風機のようなバサバサした風ではなく、自然の風のような滑らかで優しい風です。 -
- また、コアンダ効果を用いることにより、徹底して風をコントロールし、欲しい場所にピンポイントで香りを届けられる革新的なアロマディフューザーです。
- 香りは同じ濃度の香りの中にいると、嗅覚が麻痺して香りを感じにくくなります。アロマディフューザーでは、効果的に香りを感じるために間欠的にアロマを散布する仕組みになっています。
FUMAでは、風によって香りの濃度を不均一にすることで効果的に香りを感じることができ、低濃度の香りでもしっかり香りを感じることができます。高価なアロマオイルの香りも効率よく味わうことができるでしょう。 -
開発者の思い
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- 開発者の名前は小田一平さん。
小田さんはパナソニックでこれまでに送風関係の研究開発を行い、その中で創風機Qの企画、開発もしており風を操るのが得意だったそうです。そのノウハウを生かし、ATOUN(*)に出向し、FUMAの開発を行いました。
(*)2003年創業のパナソニック株式会社社内ベンチャー企業でパワーアシスト事業を主に展開。 -
なぜこの商品をつくろうと思ったのですか?
- それは、近年伝統工芸に注目が集まっている中で、新たな販路がないことや後継者不足などの問題で次々に伝統工芸の技術が失われているという現実があります。
そこで伝統工芸に新しい技術を組み合わせることで伝統工芸の新たな市場が作れないかと思い、今回の商品開発に取り組みました。 -
なぜこの工芸品を選んだのですか?
- 自分の得意な風と伝統工芸のコラボができないかと考えました。その中で香りとの相性がいいと考え、山本香料さんにヒアリングしたところ、香りは風が運ぶということで風と香りを使うコンセプトで伝統工芸を探しました。
香りと伝統工芸といえば香炉が古くから使用されており、南部鉄器や有田焼が使用されていることが分かりました。また、南部鉄器や有田焼は熱に強いだけでなく、香りが樹脂より染み込みにくいため、香りの切り替えもしやすいというメリットもあることが分かり、南部鉄器や有田焼を素材として選びました。 -
なぜパナソニックでFUMAを作らなかったのですか?
- 伝統工芸品のように、手作り部分があって一つ一つ見た目や形状が変わるものには、パナソニックの安全品質とはまた異なる対応が必要です。しかも少量生産にならざるをえませんから、企画台数の面でも基準を変えなくてはなりません。
さらに、伝統工芸の世界は、後継者不足などの問題もあって厳しい状況が続いているので、現場の人たちのためにも企画から開発までの期間をできるだけ短くしたい。
そんな事情が重なって、安全品質ではパナソニックの水準を保ちつつ、企画台数や開発期間などの面で柔軟に対応できるベンチャーで製品化に取り組みました。 -
こだわった点はどのような点ですか?
- 熱を使わない現代の香炉をイメージして商品を企画しました。伝統工芸の美しさを前面に伝えるためにファンが見えずどこからともなく風を送れるような新しい送風技術を開発しました。
また、これまでのアロマディフューザーと違い部屋全体を強い香りにするのではなく風を送った場所にだけ香りの濃度が高くなり、効果的に香りを伝えられるようにスポット的な風と香りの流れを実現しました。
香りのもととしてはアロマストーンにアロマオイルを数滴滴下することで香りを風で送れるので、これまでのアロマディフューザーで使えないような濃度の高い香り=調香師が作った本物の香りを体験いただける点にもこだわりました。 -
最後に使っていただくお客様へのメッセージをお願いします。
- 伝統工芸の美しい筐体と上質なアロマの香りを楽しんでいただきたいと思います。
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使い方
- 本体スイッチに加え、iOS向けアプリを使えば、シーンに応じておすすめの風量・風向を設定することができます。
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- 例えばリラックスモードでは、自然に近い強弱をつけた風を広範囲に送る、サーキュレーターモードでは強い風を送る、など、高度な設定が可能です。また、ご自身で風量、首振り角度、風や光のゆらめきの有無を自由に設定できます。
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設置イメージ
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- 玄関や寝室、リビングや和室のお部屋など様々な場所において頂いても違和感のないミニマルなデザインとなっております。シンプルでありながら存在感のあるアロマディフューザーです。
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- また、ご自宅だけでなく、オフィスや旅館などの空間でもお使い頂くことが出来ますので、お客様をお出迎えする受付けに置くことで香りでお出迎えという「おもてなし」にもなります。
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商品について
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仕様
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モード
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製品ラインナップ
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- プロジェクトページ内のすべての画像はイメージ写真のため、実物と異なります。